BOY CREATIVE LAB
boy クリエイティブ・ラボ boyのクリエイティブな場づくり
boyのスタッフは、「1. 技術2. クリエイティビティ3. 心構え」の3つの軸を大切にしています。
boyのスタッフが必ず習得するオリジナルのヘアカット技法「HAZUSHI」は、テイストであり哲学であり、美意識であり、何より技術と感性・感覚を必要とするものです。そのため、boyでは入社した時点からキャリア数十年の美容師にいたるまで、代表 茂木やティーチングチームによる“ティーチング”(技術講習)を受けながらたしかな技術を身につけ、ファッションやアート、カルチャーの情報に触れ、さまざまなアクティビティを通して、感性・感覚を養います。
部活やイベント、コラボレーションなどのboyのアクティビティは、スタッフ同士にのみならず、お客様やサロンを訪れるあらゆる方々とも、アイデアを共有する場として、幅広く展開しています。そのような幅広いboyのアクティビティは、出会う人々とクロスカルチャーを楽しむと同時に、何かを生み出すクリエイティブな場として、“boyクリエイティブ・ラボ(boy Creative Lab)”と名付けられました。
部活
「粘土で顔をつくる」
彫刻的アプローチで美容をイメージするワークショップ
by Dai
at boy Daikanyama, 1996
Photo by Herbie Yamaguchi
料理、音楽、映像、建築、アート......そこから感じたことや学んだことは、boyの美容のベースになっています。そこで、各ジャンルの情報を共有してより視野を広げやすくするために、 部活をつくりました。
現在7つの部活があります。個人や部員同士で知識や情報を収集したり、体験を共有したり、部員以外のスタッフやお客様にも活動を発信したりしています。
美術部/料理部/旅部/音楽部/インテリア部/映像部/書籍部
EVENT & COLLABORATION
Hair & Make: 山道香織、八重嶋美彩、佐藤久美子、滑川綾香(boy)
Dancer & Model: The Bambiest
Casting & Choreography: 菅沼伊万里
Photo: 好広勇介(boy)
”SHIRO 10th Anniversary”,2019
人とのつながりやストーリーを大切にするboyでは、さまざまな「人・もの・こと」を紹介し、 一緒に学んだり、ドキドキやワクワクを共有したりする機会を企画し、様々な形で展開しています。 業界を第一線で牽引されている方々を含め、多くの方々とコラボレーションや招聘をしていますが、 もともとboyとつながりがあった方はもちろん、スタッフがラブコールを送って実現した企画も多数。 ひとつひとつにエピソードやストーリーがあります。サロンにお越しの際は、ぜひスタッフにそんな話も聞いてみてください。
過去のコラボ一例(2017年〜)
- EXHIBITION 作品展示ハービー・山口展(写真)、今井 麗 展(油絵)、他
- TALK EVENT&LIVE PERFORMANCE イベント(トーク、ライブパフォーマンス)ハービー・山口(写真家)、ヴィヴィアン佐藤(非建築家、美術家、映画評論家、ドラァグ・クイーン)、立川志の輔(落語家)、鈴野浩一(トラフ建築設計事務所 共同主宰)、 MAYA MAXX(画家、イラストレーター、 絵本作家 )、小沼ようすけ(ジャズギタリスト)、chalkboy(チョークアートアーティスト)、他
- WORKSHOP ワークショップ JULIA BOCANET(金細工デザイナーとのリングづくり)、The Bambiest(コンテンポラリーダンスカンパニーとのダンス)、MAYA MAXX(画家、イラストレーター、絵本作家 MAYA MAXXさんと絵画)、鈴川塾(元広島東洋カープトレーナー 鈴川卓也さんによる体幹トレーニング)、他
- POPUP SHOP ポップアップショップBrigitte Tanaka(在パリコンセプトストア)、kagamirock(古着)、mirari(フェイシャルシートマスク)、JULIA BOCANET(金細工アクセサリー)、Sunday bake shop(おかし屋)、土佐しらす食堂二万匹(飲食)、山フーズ(食の提案)、Disk 1(ウェアブランド)、Vent de moe(コンテンポラリー扇子)、PIENI(バッグ)、O’LET JAPAN(ワイン)、ditto(スカーフ)、他
- OTHERS その他タイ(バンコク)にサロンがあるため、東京とバンコクのスタッフがともにイタリアやフィリピンなど海外でのイベントに参加したり、2020年には東京からバンコクへ社員旅行に出かけ、バンコクにてイベントでコラボしたりもしています。
※敬称略・順不同
※現在は新型コロナ感染拡大を受けてイベント開催は停止しています
CREATIVE LAB GALLERY 過去の一例
2020年2月、boyの社員旅行にてタイ・バンコクへ。boyのバンコク店「Rikyu」が入る敷地「JOUER(ジュエ)」では、バンコクデザインウィークの関連イベントサイトとしてマーケットが開かれ、タイのスタッフや仲間たちとイベントを盛り上げた。写真左は小林 (boy)、写真右はJOUERの仲間であるBTA (Bangkok Tokyo Architecture)のクメさん。
boy Atticは天井が高いコンパクトなサロン空間を使ってアーティストの作品展示も多数開催。写真は、画家の今井麗さんとのコラボレーション展示風景(一部)。展示期間中は麗さんの作品に囲まれあたたかな雰囲気の中で美容施術が受けられる贅沢な空間に。boyクリエイティブディレクター/AtticのコンセプトメーカーであるKaoriと麗さんは付き合いも長く、2011年のboy Atticオープン時にも描き下ろしでお祝いの絵を贈っていただくなど、節目節目でコラボしている。企画:山道香織 (boy)/ 今井麗、会期:2019/10/26-11/25
フランス・パリにあるコンセプトストア「Brigitte Tanaka」のPOP UPショップもboy Atticにて。boyクリエイティブディレクター/AtticのコンセプトメーカーであるKaoriと「Brigitte Tanaka」のデザイナー陣が旧知の仲で、互いのクリエイティブセンスを通わせながら、クリエイターとして良いパートナーシップで継続的にイベントを開催している。写真は、「Brigitte Tanaka」のデザインに、パリ在住の日本人が刺繍を施したマスクとオーガンジーのエコバッグ。企画:山道香織 (boy)、会期:2020/11/12-11/27
2018年、イタリアの美容メーカー ダヴィネス社から招待を受け、イタリア・パルマにつくられた33,000平米のダヴィネス・ヴィレッジお披露目イベントに出席。東京とバンコクのboyから総勢9名にて参加。「サスティナブルビューティー(持続可能な美容)」のコンセプトのもとオープンされた畑、工場、研究所などの施設訪問からアートイベントやディナー付きのヘアショーなど、4日間にわたって彼らのコンセプトを体感する機会になりました。会期:2018/5/25-5/29
2019年、フィリピン・マニラで開催された美容メーカー ダヴィネス社主催のヘアショーにRikyuと東京の合同チームで参加。ショー前日にマニラで合流するまで、LINEやテレビ通話で内容を共有し準備を重ねた。国を越えてもboyの技術とコンセプトを共有している者同士だからこそ実現できたステージ。出演:茂木正行、好広勇介、八重嶋美彩(boy)、Yoji Ishii、Sylvia、Now(Rikyu)/コスチュームデザイン:北坊卓人/全体統括・演出:茂木 大、会期:2019/10/20-10/21
2019年、フィリピン・マニラでのダヴィネス社主催のヘアショーでは、ステージのコンセプトに合わせて衣装からデザイン。コスチュームデザインはboyの仲間、デザイナーのTakuto Kitabo。ステージ演出のDaiとの打ち合わせ、試作を重ねて完成させた。出演:茂木正行、好広勇介、八重嶋美彩(boy)、Yoji Ishii、Sylvia、Now(Rikyu)/コスチュームデザイン:北坊卓人/全体統括・演出:茂木 大、会期:2019/10/20-10/21
画家でありイラストレーターであり絵本作家であるMAYAMAXXさんとは、boy Tokyoのサロン内で絵画ワークショップを開催。「上手に描けなくたっていい! 楽しんで絵を描く」をコンセプトに、4号のキャンバスに肖像画を描き、MAYAMAXXさんに参加者それぞれがアドバイスをいただいた。春休みということもあり、お子様メインの回と大人の回の2部構成。大いに盛り上がりました。企画:江澤康太 (boy)、会期:2019/4/2
boy Tokyo社員旅行で、念願の全スタッフでタイ・バンコクへ! ちょうど同時期にバンコクデザインウィークが開催され、Rikyuのある敷地「JOUER(ジュエ)」が関連のイベントサイトになっていたことから、東京スタッフとタイスタッフでイベントにも参加、ヘアショーでもコラボするなど、海を越えて仲間がいることを実感し親睦を深める機会となりました。期間:2020/2/3-2/6
オランダ・アムステルダム在住の金細工ジュエリーデザイナー Julia Bocanetを迎えてPOP UPショップとワークショップを開催。近代建築、黄金時代のオランダの肖像画など異なるソースから影響を受けた、クリーンでモダンな美的センスを感じるジュエリーを紹介したほか、JuliaとMyシルバーリングづくりのワークショップも開催。企画:山道香織 (boy)、会期:2019/11/28-12/28(POP UPショップ)
boy Tokyoの内装を手掛けてくださったトラフ建築設計事務所の共同主宰 鈴野浩一さんを迎えて、boyの茂木、江澤、Daiとともに、boy Tokyoができるまでのトークイベントを開催。boyとは20年以上にもなるお付き合いの鈴野さんからは、建築デザインやそのコンセプト、また美容との共通点やboyとの軌跡をお話しいただきました。企画:江澤康太、茂木 大(boy)、出演:鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)、茂木正行、江澤康太、茂木 大(boy)、会期:2018/5/14
非建築家、美術家、映画評論家、ドラァグ・クイーンなどの肩書きを持つヴィヴィアン・佐藤さんを迎えてトークイベントを開催。ヴィヴィアンさんの「非建築」という建てない建築家という立場のもとに、ドラァグ・クイーン、アート、地域町興し、映画批評など独自のメソッドで展開する、型にはまらないスタイルはどの話題も興味深くあっという間の時間でした。企画:小林祥子、茂木正行(boy)、出演:ヴィヴィアン・佐藤、ハービー・山口(写真家)、小林祥子、茂木正行(boy)、会期:2018/5/18
boyの茂木と40年以上のお付き合いになる写真家のハービー・山口さんの写真展「Herbie was here」をboy Tokyoにて開催。会期中、ハービーさんがゲストからお話をうかがう企画「Herbie’s bar @boy Tokyo」を開催し、ゲストには茂木と長年のお付き合いの落語家立川志の輔さんをお迎えしました。boyをキーワードに、落語のことや写真の話。笑いあり、思わず頷く、舌を巻くトークの数々で、あっという間の2時間でした。現在では考えられないほどの至近距離でゲストトークをうかがえたのもサロンでのイベントならでは。出演:立川志の輔(落語家)、ハービー・山口(写真家)、江澤康太、茂木正行(boy)、会期:2019/3/10(トーク)